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ゴビアゲート

ゴビアゲート

少し前から「ゴビアゲート」という名の瑪瑙をオークションやインターネット販売で見掛けるようになりました。最近、ゴビアゲートは石好きの間を賑わせているようです。

典型的なゴビアゲートは、どうも目玉のような模様やボコボコしたユニークな形状をしており、いかにもマニアが好みそうな格好をしています。

残念ながら私は典型的なゴビアゲートのような繊細そうなものにあまり興味がわかなかったため、ゴビアゲートと呼ばれるものの中でも、少し変わったタイプの(私好みの)ものを購入しました。それらをこちらで紹介したいと思います。

なお、ゴビアゲートと一口に言っても、ゴビ砂漠は広大です。

東西に約1600km、南北に約970km、総面積は約130万km2とされ、例えば水石界では揖斐川石、瀬田川石、加茂川石は区別されますが、各々の産地は近接しており、その距離はざっくり言って100km程度です。

ですので、東西に1600kmも離れていれば、東と西で見つかる瑪瑙が全然違っていても、それはある意味当然と言えるでしょう。

ざっとインターネットを調べると、しんきょうゴビアゲートと呼ばれる、新疆ウイグル自治区のゴビアゲートというのをちらほら見かけます。

ただ、ゴビ砂漠はモンゴルから中国内モンゴル自治区,甘粛省に位置し、新疆ウイグル自治区にある砂漠はタクラマカン砂漠です。 また、アラシャン瑪瑙というゴビアゲートも見かけます。

どうやら厳密にゴビ砂漠から産したものだけをゴビアゲートとしている訳ではなく、その周辺から採れる瑪瑙も含めてゴビアゲートとしているようです。

とはいえ、こっちの砂漠は○○砂漠、あっちの砂漠は△△砂漠というのはあくまで人間の都合でしかありません。

ですので、ゴビ砂漠以外から産したものをゴビアゲートと呼ぶのは、けしからん!というのも一理ですが、大きく捉えれば、ゴビ砂漠の周辺の砂漠も含め、ゴビ砂漠らへんから採れた瑪瑙ということでゴビアゲートと呼んでもいいのではないかと思います。

大雑把すぎるかな…

ゴビアゲート

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